鉄鋼需要の低迷を受け、インドのSTSスクラップ価格が再び急落

インドの鉄スクラップ価格は11月上旬も下落を続けた。鉄鋼製品の需要低迷が原材料価格を押し下げ続けた。しかし、市場では回復への期待も高まっている。

輸入オファー価格帯は、10月中旬から1トン当たり70米ドル下落し、11月9日には1トン当たり1,300~1,350米ドル(CFR)となった。低価格帯は依然として主に東南アジア産原料によるものだ。先週はムンドラ港で1トン当たり1,330米ドル(CFR)という最も魅力的なオファーがあったが、今週はさらに30米ドル下落した。

海外のサプライヤーもここ数週間、価格下落の傾向に追随せざるを得なかった。インドの入札価格は魅力的ではなかったものの、数量ベースでは依然として多くのサプライヤーにとってインドが主要な仕入れ先となっている。

SMRが入手した情報によると、316グレードのSTSスクラップの最新の輸入価格は、CFR価格で1トンあたり2,550~2,600米ドルの範囲で、過去3週間で1トンあたり50~100米ドル下落した。しかし、インドの製鉄所は在庫増加を避けるため、国内市場で緊急のニーズを満たすだけの少量ロットを購入することを好んだため、この分野の購買活動は依然として低調だった。

インドの完成品STS市場は、依然として安価な輸入品の流入に苦しんでいる。今週、中国産304 CR(2mm)の価格はFOBで約2,030米ドル/トンと聞かれたが、これは10月下旬から11月上旬の価格より少なくとも70米ドル/トン低い。「インドネシアからはCFRで2,100米ドルというオファーもいくつかあった。このような低価格には太刀打ちできない」と、インドの有名STSメーカーの担当者はSMRに語った。

しかし、供給が厳しくなっているため、輸入スクラップの価格は少なくとも近いうちに安定するかもしれないという見方もある。特に、インドネシアのスクラップ輸出業者の中には、政府から原材料(スクラップを含む)の輸出を制限する措置に関する通知を受け取ったと述べる者もいる。さらに、「輸出割当量を取得するのが以前よりずっと難しくなった。2017年から2018年には2,500トンを海外に簡単に売ることができたが、今はSTSスクラップ輸出の500トン割当量を取得するのも難しい」と、ジャカルタを拠点とするあるトレーダーはSMRに語った。


投稿日時:2023年11月21日

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